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エンドレスショックあらすじネタバレ!エターナルとの違いはどこ?

エンドレスショックあらすじネタバレ!エターナルとの違いはどこ?
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※ネタバレ注意

今回は『エンドレスショック』のあらすじをざっくりとご紹介いたします。

また、2020年から始まった『エンドレスショックエターナル』との違いはどこなのかについてもご説明いたします。

劇場、あるいは配信等で、エンドレスショックのストーリーに初めて触れる感動は何物にも代えがたいものです。

――でも!

「じっくりと光一くんの演技に集中したいから、簡単なあらすじを知っておきたい!」

「チケットは取れなかったけど、エンドレスショックを少しでも感じたい!」

「通常版とエターナルの違いはどこなの?」

そんな方のために、多少のネタバレはありつつ初回の感動を損なわないよう、簡単にざっくりとしたストーリーを紹介いたします。

 

Contents

エンドレスショックあらすじネタバレをざっくり紹介!

主な登場人物は、ミュージカルの頂点を目指すコウイチと、コウイチに恋心を抱いている劇場のオーナーの娘リカ。

そして、リカに片思いしていて、コウイチの才能に嫉妬しているライバル役(2022ではショウリ、ヒロミツ)です。

始まりは、ニューヨークのオフ・ブロードウェイ。

小さな劇場ながらコウイチのミュージカルは毎日大盛況しています。

ある日、ショーが新聞に取り上げられ大絶賛され、コウイチにオン・ブロードウェイ(大きな劇場)からのオファーが飛び込みました!

コウイチの才能は大きな劇場でも認められ、順調に頂点を極めていきます。

しかし、とある舞台でスタッフの些細なミスから、ライバル役が怒りを爆発させます。

そんなライバル役をコウイチは「Show must go on(ショーは続けなければならない)」と諭しますが、神経を逆なでされライバル役の怒りはなおさら収まりません。

ライバル役は、ショーで使う小道具の刀を本物の刃物にすり替える罠を仕掛けたのです。

そして、ジャパネスク(殺陣の演目)のショーの中、その刀でライバル役はコウイチを刺してしまうのです。

病院へ運ばれたものの、コウイチは目を覚ますことなく死んでしまいます。

しかし、ブロードウェイの劇場には、なぜかコウイチの姿が!

コウイチは自分が死んでしまったことに気づかず、魂がショーを続けているのです。

死してなお、ショーの才能を輝かせて周囲からの注目を集めてしまうコウイチ。

そんなコウイチに、ライバル役は憧憬の入り混じった鮮烈な感情を抑えきれず、コウイチを刺してしまった事故のこと、リカへの気持ち、コウイチへの嫉妬など胸の内を叫びます。

そこで初めて自分の死を知ったコウイチ。

生前のコウイチは「Show must go on(ショーは続けなければならない)」をかたくななほどに貫いていました。

けれど、時には立ち止まり周囲に気を配ることも大切だったと気づくのです。

ライバル役の気持ち受け入れ、仲間たちとの絆を深めたコウイチは『夜の海』を演じて消えていくのでした。

 

エンドレスショックの見どころはフライング

堂本光一さん主演の『ショック』といえば、みなさん思い浮かべるのがおそらくフライングではないかと思います。

劇中にフライングシーンは何度かあり、堂本光一さんは客席の上も飛び回ります。

舞台よりもより近く光一さんを感じることができるので、毎回期待しているファンも少なくないでしょう。

そのうえ、堂本光一さんのフライングは技術は日本一だといわれているのだそう。

単にワイヤーから吊るされるだけでは、空中を美しく舞うことはできません。

実際には、姿勢を支えるだけの筋肉やバランス感覚が必要とされます。

しかし、堂本光一さんのフライングはそんな泥臭さを一切感じさせません。

そんなスマートさが日本一と言われるゆえんかもしれませんね。

2005年から長年演じ続けているのですから、そのテクニックが他の追随を許さないのもうなずけます。

新型コロナ禍以降、感染症予防に配慮して観客席上での演技は中止されていますが、フライング自体は続けられています。

華麗なフライングに目が釘付けになること間違いなしです。

 

エンドレスショックの見どころは階段落ち

エンドレスショックには堂本光一さんの階段落ちシーンもあります。

それは、ライバル役が刀でコウイチを刺してしまうキーポイントとなるシーンです。

動きが激しい本格的な殺陣のシーンは、派手で見ごたえがあります。

息をのむほどの緊張感ある場面で、刺されたコウイチは血まみれで階段から転げ落ちるのです。

そして、第一幕が終了し、第二幕へと話が続いていきます。

階段落ちは、一歩間違えれば大けがにもなりかねない危険なシーンです。

しかし、だからこそ幕間も緊張感を保ったまま、第二幕へと移行できる効果があるのかもしれません。

けれど、残念ながら、感染症対策の観点から近年は階段落ちシーンについては中止されています。

新型コロナが収まったら、ぜひ劇場で迫力を味わってみたいものですね!

 

エンドレスショックとエターナルの違いはどこ?


エンドレスショックは2005年に初公演されて以来、キャストを変えて進化しながら、毎年上演されています。

しかし、2020年の後半より『エンドレスショック エターナル』と作品名が変更されています。

物語の舞台はコウイチが死んで3年後。

生前のコウイチとの出来事を振り返る回想という形で、物語が進んでいきます。

ですので、内容としては通常の『エンドレスショック』とほぼ変わりありません。

なのに、なぜわざわざ【回想】という設定に変更されたのでしょうか?

――2020年に何があったか、すでにお察しの方も多いことでしょう。

そうです、新型コロナ感染症の蔓延です。

新しい生活様式に配慮した演目に作り替えられたのが、『エンドレスショック エターナル』なのです。

そのため、エンドレスショックの大きな見どころの2つである【観客席を飛び回るフライング】と【階段落ち】がなくなっています。

それだけ聞くと、通常の『エンドレスショック』の下位互換なのではないかと思っちゃいますよね。

しかし、エターナルでは、キャラクターたちの心情がよりクローズアップされています。

これまでのエンドレスショックでは感じきれなかった登場人物たちの気持ちがより鮮明になり、感動的になったと評判です。

  • ライバル側に感動して泣かされるとは思わなかった!
  • これまでの『エンドレスショック』の伏線が、エターナルですべて回収された

Twitterでは、このような声が多くみられました。

コロナ感染症に際し、急遽作り替えられた演目のはずなので、エターナルの内容自体は最初から用意されたものではないはずです。

あえて伏線があったとは思えません。

エターナルの脚本を作りにあたり、堂本光一さんは出演者に役柄についてのインタビューをしたのだそう。

長年同じ作品を演じ続けて、出演者さん各々もキャラクターへの解釈に、深みが増してきたのだろうと思います。

それをすべて吐き出して完成させたのがエターナルなのかもしれませんね。

 

まとめ

今回は『エンドレスショック』のあらすじをざっくりとご紹介いたしました。

また、2020年から始まった『エンドレスショックエターナル』との違いはどこなのかについてもご説明させていただきました。

エンドレスショックは堂本光一さんが、脚本・演出・音楽のすべてを手掛けている肝入りのミュージカル作品です。

死んだ人が魂として姿を見せたり、死後に回想で物語を振り返ったりと、ストーリー複雑です。

予備知識として、ざっくりとしたあらすじを知っておいても損はないと思います。

またエターナルとの違いは感染症対策されているか否か、というところ。

派手なシーンが多少封印されてはいるものの、より深みのある作品になっていると評判になっています。

ぜひ『エンドレスショック』⇒『エンドレスショックエターナル』の順番で、両方を楽しんてみてくださいね!