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羽生善治の嫁との馴れ初めは?美人妻との結婚エピソードを紹介!

羽生善治の嫁との馴れ初めは?美人妻との結婚エピソードを紹介!
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羽生善治さんといえば、「永世七冠」、かつての「中学生棋士」など、輝かしい功績で将棋界を代表する天才棋士です。

将棋を知らない人でも羽生さんを知らない人はいない、と言っても過言ではありません。

そんな天才棋士と結婚したお嫁さんは、元アイドルで正統派美人の畠田理恵さん。朝ドラのヒロインだったこともあります。

実は、そんな美人妻のTwitterが面白いと、数年前から話題になっています。

妻にしか知りえない馴れ初め秘話や、羽生さんの天才エピソードは、将棋ファンを喜ばせているだけでなく、将棋を知らない人たちも思わずくすっとしてしまうこと間違いなし!

今回は、羽生善治さんの嫁との馴れ初めと、美人妻との数々の結婚エピソードについてご紹介いたします。

 

Contents

羽生善治の嫁との馴れ初めは?


羽生善治さんと妻である畠田理恵さんの出会いは、ズバリ雑誌の対談でした。

当時、畠田理恵さんは『はつらつ』という雑誌で対談コーナーを持っており、その最終回のゲストが羽生善治さんだったのです。

ですが、当初の予定では、動物大好きな畠田理恵さんの希望で、動物博士のムツゴロウさんがゲストとして迎えられるはずだったそう。

でも、ムツゴロウさんサイドから急な予定変更を申し入れられて、代打で羽生善治さんが迎えられたそうです。

それが今につながる縁になるわけですから、運命的なものを感じます。

ちなみに羽生善治さんは、基本的にご自分でスケジュール管理されているそう。

当時もそうだったかはわかりませんが、もしかするとゲストの依頼を承諾した時から、憎からず思っていたかもしれませんね。

 

初デートのアプローチはどちらから?

対談後、積極的にアプローチをしたのは、羽生善治さんの方からでした。

棋士の森下卓さんを誘って畠田理恵さんの舞台を観劇し、その際に楽屋まで訪ねて、都内の有名ホテルで会食。

それをきっかけに羽生善治さんからの電話攻勢でデートを重ねていったそうです。

そして、初デートは水族館!

無事デートに誘うことに成功したものの、羽生善治さんは緊張していたのでしょうか。

畠田理恵さんから見たら、なんとも不可解な行動をとってしまいます。

なんと羽生善治さんは、自分の分だけチケットを買って、すたすたとゲートに吸い込まれていってしまうではありませんか!

羽生善治さんとの初デートを振り返って、奥様の畠田理恵さんはTwitterでこうつぶやいています。

――何がしたいのかな?と興味が湧いた瞬間です。

ときに周囲が想像しない駒運びで勝利を収めることもある羽生善治さんです。

もはやうっかりなのか、作戦なのか、ジョークなのか、ただのマイペースなのか、なんとも判別つかないエピソードです。

でも、そんな姿を見て興味が湧いたという奥様。

好奇心のそそられ方が、まるで面白い観察対象を発見した時の研究者みたいです。

羽生さんは深夜まで将棋を打つ音が聞こえてくるくらい研究熱心だというお話ですから、そもそもお二人は似た者同士だったのかもしれません。

 

初デートに誘った時の髪型は?

当時、寝癖がトレードマークとして有名だった羽生善治さん。

Twitterでファンから、「いつもボサボサ頭なのに、初デートに誘う時だけはきちんとしていたって本当?」と尋ねられて奥様はこう答えています。

――いえ、ハリネズミが起こった時みたいにボサボサでした。

動物好きの奥様らしいセンスです。

勝負師としては隙なしの羽生善治さん。

そんな羽生善治さんの少し抜けているぐらいの姿に、心をくすぐられてしまったのかもしれません。

 

プロポーズはどんな言葉?

1995年4月の駒沢公園。

羽生善治さんは理恵さんにプロポーズをしました。

出会いになった雑誌対談は1994年9月だったそうですから、約7ヶ月で結婚を決めたことになります。

婚約会見で「どんな言葉でしたか?」という質問に、羽生善治さんは「忘れました」と答えたものの、畠田理恵さんがバッチリ答えてくれました。

お互いの仕事が落ち着いたら結婚しよう、と言われました」

そして続けて、

「二人とも落ち着くことのない仕事ですから、最初は意味が分かりませんでした」

と回答。

――結婚したい、と言われたのか。

――忙しいから結婚できないね、と言われたのか。

たしかにどちらとも取れます。

一瞬でそんな深読みもしてしまった奥様の、頭の回転の速さも読み取れます。

 

結婚式は将棋会館の近くの神社

結婚式は将棋会館の目の前にある鳩森八幡神社でした。

天才と言われる注目棋士と、朝ドラ経験もある女優の結婚。

誰もが祝福をしていたわけではなく、誹謗中傷もあったそうで、挙式1ヶ月前に畠田理恵さんが暴漢に蹴られ入院するという事件まで起きていました。

そのため、式は警察官80人が配置されるという厳戒態勢の中で行われました。

でも、そんな警戒体制の中とは思えないほど、式自体は和やかものだったようです。

いわゆるジミ婚スタイルで、衣装はレンタル。新婚旅行も国内で2泊3日。

トレードマークの寝癖が撫でつけられ、髪型が整った羽生善治さんのめずらしい姿に記者がツッコむと、思わず畠田理恵さんが吹き出しました。

「笑うことないでしょ」と返す羽生善治さんにみんなが笑いだし、ほのぼのムード。

そして、羽生善治さんは「寝癖は独身時代で終わりにします」と宣言したのでした。

 

羽生善治さんと美人妻の結婚エピソードを紹介!


天才棋士として知られ、将棋界でも恐れられている羽生善治さん。

一見不利と見える態勢からの逆転劇も多く、まるで手品のような駒運びは「羽生マジック」とも呼ばれていました。

将棋指しの世界の人たちですら、羽生善治さんの思考回路を理解できなかったのです。

そんな天才の結婚生活はいったいどのようなものなのでしょうか?

 

日常生活での話は合うの?

IQが20違っていると会話が成立しない、なんて話を聞いたことはないでしょうか?

いわゆる天才との家庭内での会話は、みんなが気になるところらしく、奥様曰く20万回は「話は合うの?」と質問されたそうです。

そのことについて、Twitterではこんな風に呟かれていました。

――神様に与えられた才能を円グラフにしたら99%と1%でピッタリの割合の割れ鍋にとじ蓋夫婦

――ただ、生活スキルは逆。

羽生善治さん⇒天賦の才能99%+生活スキル1%

畠田理恵さん⇒天賦の才能1%+生活スキル99%

つまりこんな感じだから、かえってぴったりと合うんだよ、ということでしょうか。

でも実際のところTwitterでの奥様のつぶやきを拝見していると、ウィットの利いた言い回しやしっくりくるたとえ話など、畠田理恵さん自身がかなり頭の良い方である様子がうかがえます。

「割れ鍋にとじ蓋」なんていうよりも、まるでパズルのピースのようにお互いのちょっと苦手な部分をうまく補っているんでしょうね。

 

会話が置き去りになることも

生活スキル1%(と言われてしまったに等しい)羽生善治さん。

一旦集中し始めると、自分が置かれている状況がどうあれ、つい将棋の世界に思考が飛んで行ってしまうようです。

それがたとえ食事中であれ、旅行中であれ、将棋呪文をつぶやいて、それまでの会話は置き去りに。

羽生善治さんと畠田理恵さんには二人の娘さんがいます。

その娘さんたち曰く

――お父さん、宇宙行ってるね。

日常生活で家族がたびたびこんな状態になってしまっては、困ることや不満も出てきそうなものですが、慣れた様子のご家族。

これが羽生家の日常として、夫(父)を受け入れているみたいですね。

 

家庭円満の秘訣は視点を変えること

奥様の畠田理恵さんは大の動物好きで、Twitterを始めたきっかけも動物でした。

タイムラインには大量のアヒルやウサギの写真がズラズラとならび、そのなかにほんのちょこっとファンを喜ばせる羽生善治情報。

メインはあくまで動物なのです。

さて、そんな奥様との生活に、ペットなどの動物がいないわけがありません。

結婚するときもやはり畠田理恵さんのもとにはダックスフンドがいて、「犬と暮らせないなら結婚しない」と伝えたそうです。

でも、羽生善治さんは、結婚するまで動物が苦手でした。

そこで、羽生善治さんは犬との距離半径3メートルからスタートし、今では大型犬やウサギをかわいがるまでに!

夫婦がお互いに、相手に寄り添おうと歩み寄っている姿がうかがえる素敵エピソードです。

 

娘もカッコいいというパパ

2020年12月のある日。

美容院から戻ってきた羽生善治さんの姿に、家族はびっくり仰天!

妻や娘二人が愛してやまない銀髪が、黒染めにされてしまっているではありませんか!

「素敵な色!」

「お父さんかっこいい!」

「銀髪大好き!」

とあんなに称賛していたのに、なぜ?

すると羽生さんは答えます。

――ん? ……気分?

羽生善治さんの気分は一生わかる気がしない、と家族三人で相当落ち込んでしまったそうです。

さて、ここで注目したいのは、家族がお父さん(羽生善治さん)をかっこいい!と愛しまくっていること。

恥ずかしさや照れる様子もなく、父を「かっこいい」と称賛できるかどうかは、人によってハードルの高さが大きく違ってくるものです。

「子どもは親の鑑」だとも言いますから、おそらく奥様は娘さんたちが幼いころから、羽生善治さんのことを「かっこいい」と言っていたのではないかと想像します。

 

銀婚式のやり直し

2021年3月28日。

二人は結婚25周年、銀婚式を迎えました。

……が、羽生善治さんは結婚記念日をすっかり忘れていたようです。

当日に奥様から「今日は何日?」と指摘され、さすがに「あ!」と思い至ったものの、特に何もありません。

翌朝にはまたすっかり忘れてしまったようで、「おはよう、早いね!」なんて調子よく挨拶してくる始末。

一晩寝ると完全に忘れてしまう天才なのね、と奥様は残念がりつつも、

――忘れるって平和に過ごすためにお互い大事。

とあきらめてしまっていました。

けれど、サプライズが待っていました!

「昨日の銀婚式のやり直しをさせてね」と花束のプレゼントがあったそうです。

将棋のことしか頭に入ってなさそうな夫。

でも、ちゃんと妻の事も考えていてくれたことがとっても珍しく、単純に嬉しくなったそうです。

結婚25年たっても羽生夫婦が仲良くいられるのは、パートナーのことは素直にそのまま受け入れ、自分こそが柔軟に変わっていこうとお互いを思いやっているからなのでしょうね。

相手にあれこれ求めすぎるのではなく、自分が視点を変えることで相手を受け入れていく姿勢は、夫婦に限らず人間関係において大切な事かもしれません。

 

まとめ


今回は、羽生善治さんの嫁との馴れ初めと、美人妻との結婚エピソードについてご紹介いたしました。

お嫁さんとの馴れ初めに、盤上と同じように攻めの姿勢と運を引き寄せる羽生善治さんの勝負強さが垣間見えましたね。

そして、美人妻との普段の結婚生活は、「天才」の呼び名に相応しいのか、そぐわないのか……ほのぼのするエピソードばかりで、あなたもくすっと笑ってしまったんじゃないでしょうか?

一般的に、棋士が最も強くなる指し盛りは、20代後半と言われています。

そんな将棋界にあって羽生善治さんは現在50歳。

戦績に多少の波はあるものの、今なお第一線で活躍し、タイトル通算獲得100期が期待されています。

羽生善治さんの強さの秘密は、勝負に集中できる内助の功――心穏やかに過ごせる家庭にあるのかもしれませんね。